感動、泣ける映画を見よう。
こんにちは。tsumuriです。
突然ですが、皆さんは”涙活”という言葉をご存じでしょうか?
涙活とは涙を流すことにより、体をスッキリ、リラックスさせようという活動です。
ストレス社会と言われている昨今ですが、仕事や日々のストレスから解放されることが大切ではないでしょうか。
心と体の健康を応援すべく、泣ける映画をおススメします。
おすすめ邦画7選-感動編-
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目次
おすすめ感動邦画①「君の膵臓を食べたい」
2017年公開。住野よるのデビュー作小説。浜辺美波と北村匠海のW主演。
主人公が偶然拾った本には「共病文庫」と書かれていた。
その本はクラスメイトの山内咲良が綴っていた日記帳で、興味本位で覗いてしまったことにより、身内以外で唯一咲良の膵臓の病を知ってしまう。
咲良の死ぬ前にやりたいことに付き合うことになり、正反対の性格を持つ二人がお互いの魅力に憧れ成長していく。
主人公の「僕」がしっかりと目標を持ち始めた矢先に…。
不器用な主人公の「僕」が病気であるはずの咲良の明るさに振り回されながらも成長していく!
タイトルで中身が全く想像できないのも久ぶりだな。というのが第一印象でした。
ストーリーが進むにつれて咲良の天真爛漫な様子を見ているのがが徐々に辛くなっていくのと反比例して「僕」の心の動きがとても心地よかったです。
前情報を一切見ずに映画を見るので展開が衝撃でした。
後半の咲良の家での「僕」と咲良の母親のシーンが好きです。
涙無くして見られない感動の邦画ですね。おススメです。
おすすめ感動邦画②「ソラニン」
浅野いにおの青年漫画。2010年実写映画化。宮崎あおいと高良健吾のW主演。
井上芽衣子は将来に希望を持てずにいた。頭の中でもやもやするものの正体と解決の為の正しい答えが分からないまま勢いで会社を辞める。
芽衣子の恋人の種田恋人は学生時代からのバンドのメンバーと音楽を続けつつもデザイン事務所でバイトを続ける日々だった。
自分には才能が無いからと逃げ腰の種田に芽衣子は思いをぶつけて…。
宮崎あおいちゃんの歌うソラニンが素敵。
夢と現実の中間地点にいるときってほんとに不安で、ほんとに怖い。
誰かの言う、「お前は大丈夫だよ!」って言葉に自信が持てればいいけど、自分を信じるって簡単なようで一番難しいかもしれません。
夢を見たことがある人にはビシビシ届く気がします。
僕もそんな一人だったので、胸の中をえぐられるように泣ける邦画でした。
おすすめ感動邦画③「西の魔女が死んだ」
原作は梨木果歩のデビュー小説。2008年映画化。
まいの元におばあちゃんの危篤の知らせが届き、急いでおばあちゃんに会いに行くことになる。
向かう道中でまいはおばあちゃんと過ごした時間を思い出していた。
中学校に上がって登校拒否になってしまったまいはおばあちゃんと暮らすことになり、そこで魔女の修行をすることになる。
魔女の修行とは”自分で決めること”だった。
心落ち着く景色とおばあちゃんの優しさたるや。
優しい人の心に触れると優しくなれますね。
ただ一時の感情でふとそれを壊してしまうと何処までも引っ張ってしまう。
謝るにもタイミングが欲しいところです。そんな後悔をしないように日々を大切にしなくちゃな。と心から思える作品です。
ジャムを作ってるシーンが好きでニヤニヤしながら見てしまいます。
ラストに訪れるおばあちゃんの優しさには、胸が熱くなります。
間違いなく泣ける邦画ですね。おすすめです。
おすすめ感動邦画④「半落ち」
2004年映画化。原作小説は横山秀夫。主演寺尾聡。
「3日前に妻の首を絞めて殺しました。」
と自首してきた元警察官の梶は、アルツハイマーの妻を殺害した動機などを供述し、完落ちしたかに思えた。が、空白の二日間のことは一切話さなかった。
警察の調べでは歌舞伎町に行ったらしいというところまでは分かったのだが…。
空白の二日間の行動は梶の最後の願いだった。
悲しさとやりきれなさの涙が溢れて止まりませんでした。
どれほど悩んだのか、どれほど辛かったのか、想像を絶する時間の中できっと一人耐えてきたのかな。
ただ、一握りの光に希望を託した梶の二日間は、誰にも侵されたくないものだったのかな。
ただただ、悲しくて泣ける邦画。おすすめです。
プチ情報ですが、劇中の法廷のシーンで原作の横山秀夫さんがエキストラで登場してるみたいです笑
原作の小説は、直木賞の候補に上がったものの、作中の重要な要素が実際には”ありえない”ということから批判され落選。
ところが、各種のランキングで1位を取るなど人気の作品になった。
しかしその際に、選考委員の一人が、ミステリー業界、ひいては読者を批判した為、横山秀夫さんは直木賞と決別しているそうです。
おすすめ感動邦画⑤「そして父になる」
2013年公開。カンヌ国際映画祭出品。主演福山雅治は初めての父親役。
建築家の野々宮良多、妻のみどり、6歳の一人息子の慶多は3人で幸せに暮らしていた。
ある日、慶多が生まれた病院から「重大なお知らせがある」と呼び出される。
斎木家の息子の血液型が両親と一致しないことから調べた結果、子供の取り違えが起きており、慶多は本当は斎木の息子だった。
昔は、体制の甘さから稀にこんなことが起きていたようです。自分がもし!?と考えると怖いですね。
子供の取り違えって人生そのものがすっぽり入れ替わるし、もう2度と取り戻せないことで、気付いってどうすればいいかなんてわからない。
自分が子供に伝えてきたことはきっと受け止めてくれるでしょうけど、遺伝子レベルの話になると、見た目や得意なことなどはどうしたって産みの親を継ぐでしょう。
それでもやっぱり、そこにあるのは愛で、してあげられることを最大限に考えられるのが親なんだなあと。感動で涙が流れました。
こちらもマメ知識ですが、福山雅治さんが歌う「家族になろうよ」は実はこの作品の主題歌ではありません。
意外と勘違いされてる方も多いと思います。
また、「そして父になる」の原作は「ねじれた絆」と言われています。
こちらは沖縄を舞台に、実際に起きた赤ちゃん取り違え事件の話です。
二つを比べると少しストーリーが違っているのですが、どちらも親子の複雑な悲劇と愛を描いた感動必死の作品です。
おすすめ感動邦画⑥「おくりびと」
2008年公開の邦画。主演本木雅弘。
プロのチェロ奏者として東京に住んでいた小林だが、楽団が解散。
夢をあきらめ、田舎の山形へ妻の美香と共に帰ることになった。
新聞広告で見つけた「旅のお手伝い」という求人内容に興味を持ち、面接を受けると、そこは納棺師の会社だった。
強引な社長に押し切られ就職するが、美香には冠婚葬祭の仕事としか言えずにいた…。
最初に抵抗はあるでしょうけど、素晴らしい仕事ですね。
旅行代理店かと思った納棺師だった。
そんなことある?という気持ちは心の奥にしまって見ましたが、とても感動的な映画でした。
今では昔ほどの抵抗は無いのかもしれませんが、死を生業にする人への批判というか、蔑みはすごかったんだろうなと思いました。
やはり、イメージの問題だけなんでしょうね。
分からないから、怖いから、拒絶する。
でも、やっぱりすごく尊いものなんだなと感じさせる映画でした。
身内の「死」こそ知ってる人に丁寧に扱ってほしいものなのかもしれません。
「おくりびと」おススメです。
おすすめ感動邦画⑦「八日目の蝉」
原作は角田光代の「母性をテーマ」にした小説。主演井上真央。(2011年)
「優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。」
秋山の愛人であった希和子は秋山宅に侵入し、赤ん坊を誘拐し、その赤ん坊に「薫」と名付け逃亡生活を始める。
友人の家や、女性だけで生活をする施設エンジェルホームなどを転々としながらも、母と子として愛情を持って過ごしていたが…。
強く感じたのは”産みの親より育ての親”ということ。
幼少期に母と思っていた人が自分を誘拐した人だと気付くなんて経験はまず出来ないでしょう.
どんな風に感じるのでしょう。
その答えにはなりませんが、家に戻った薫(恵里菜)は家族と中々折り合いがつかず、家や学校でもうまく馴染めないでいた。
そんな中で、誘拐した人も本当の家族も薄っぺらく感じてしまい、知らず知らず楽な優しさに溺れていってしまう。
時間が過ぎまるで他人事のように感じていた誘拐事件だったが、忘れていたことを少しづつ思い出す。
自分が誘拐された実感もなく、なんなら煩わしく思っていた薫が、当時の記憶を思い出す度に、溢れる温度が本当に美しくて感動しました。
許されることではありませんが、これも一つの愛のカタチなんでしょう。
いかがだったでしょうか?
今回はおすすめ邦画7選-感動編-として記事を書かせて頂きました。
素敵な映画に出会えますように。
涙を流してリラックスして、また明日への糧に変えていきましょう。
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