こんにちは。つむりです。
コピープランナー中山マコトさんの著書「バズる1行」を読みました。
一言で絶大な効果の出る言葉。バズるフレーズについての解説とその生み出し方についてまとめてみました。
バズる…
「バズる」とは、英単語のbuzzに由来しており、本来の意味は「(ハエなどが)ブンブン飛び回る」です。
これが「盛り上がっている」や「流行っている」といった意味合いに置き換えられ、「バズる」という言い回しで主に、ソーシャルメディア等で使われています。
こんな方におススメの記事です。
- バズる仕組みが知りたい
- 必殺のフレーズを考えたい
- 的確な訴求をしたい
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バズる
「流行っている」「注目されている」を「バズる」と説明しましたが、
拡散力の高いSNSである「Twitter」において、ツイート(つぶやき)に非常に多くの「いいね」が付いたり、リツイート(拡散)されたりすることを「バズる」とも言いますね。
「バズる」ことにより、短時間で、費用をかけずに拡散することが出来ます。
バズマーケティング
この「バズる」を利用したビジネスがバズマーケティングと呼ばれます。
SNS上で、人に話したくなるような強い印象を与えて、商品やサービス、ブランドそのものを話題に上げ、認知度や購買意欲を高める方法ですね。
バズマーケティングについてはまた別の記事で書きたいと思います。
バズるワード
この「バズる1行」ではSNS上でいかにバズらせるか。という話ではなく、言葉を武器にどう戦うかということが書かれていました。
1行のキャッチコピーが生み出す大きな力は次の例でお分かりになると思います。
- 結果にコミットする。
- 吸引力の変わらないただ一つの掃除機。
- 払いすぎた過払い金は取り戻せます。
- 分解しないと体脂肪はへらない。
- 会いに行けるアイドル。
どのキャッチコピーも聞いたことがあり、それが何を指し示すのかが想像できるものばかりではありませんか?
もちろんこれらの言葉は多大な影響を持ち、見事バズらせたと言えるでしょう。
このバズる仕組みについてこんな風に書かれています。
7つのバズる仕組み
バズる言葉を生み出す仕組みは7つあります。
商品やサービスにあった方法でしっかりと当てはめていくことで影響力のあるワードを作っていきましょう。
- ベネフィット
- 独自性
- 相対的価値
- 価格
- 新しさ
- クオリティ
- 数字
ベネフィット
ブログやマーケティングの勉強をする上でかかせないベネフィット。
これは消費者のメリットと言い換えることが出来ます。
つまり、その商品やサービスを受けることで消費者にどんな良いことがあるのか、それを出来る限り考えてみます。
その中で、「独自のもの」・「消費者が求めているもの」を宣言しましょう。
独自性
いわゆるオリジナリティです。
商品や売り方など、他社と比較して他には無いものを考えてみます。
その中で他社に引けを取らないものを言葉にします。
相対的価値
どんなサービスや商品も相対的な価値をもっています。
そこをクリアにして、言葉に変えていきます。
例えば、
- ライバルよりも軽い
- ライバルよりも美味い
- ライバルよりも安い
というようにライバルとの「違い」を書き出し、効果的なものをまとめます。
価格
商品やサービスには必ず「価格」があります。
そして、その価格を付けた「理由」があります。
例えば、
- 独自のルートで減価を抑えられるため安価に出来ます。
- 1匹のまぐろからわずか200グラムしか取れない貴重な部分を使っています。
など、価格の理由を正直に伝えることにより、消費者と真摯に向き合うことで信頼を得ます。
新しさ
「新しさ」というのは強い武器になります。
当たり前に使っている製品やサービスでも、世に出てきた瞬間の驚きと注目度はかなり高かったでしょう。(家電製品、ハイブリッドカー、カップラーメンなど)
しかし、今現在において「新発見」や「新発明」を提供することは難しいと思います。
なのでカテゴリ―を狭くすることで「新しい」を提供します。
例えば、
- 世界初5枚刃の髭剃り
- 初めてパクチーを使用したラーメンが出来ました。
というように、「新しい」を提供します。
クオリティの保証
品質の良さは、消費者からすると一見分かりにくいものです。
しかも、提供する側が「品質の良さ」を訴えても伝わり辛いのも事実です。
そこで「専門家」の力を借ります。
その道のプロが「これはいいものだ!」と言うだけでも、説得力があるので、その権威性でクオリティを保証してもらい価値を提供します。
しかし、著名な専門家からのお墨付きをもらうのは中々大変なことだと思います。
そんな場合は、身近なプロにお願いするのも、「地元の老舗の女将の推奨」や、「地元で人気の町医者が勧める」といった言葉でも、間違いなく専門家なので効果はあるでしょう。
数字
自身を持って言い切れる数字の効果は絶大です。
言葉には無い説得力があり、切り捨てたり、濁したりしないことで大きな成果を上げることもあります。
- 1万人以上が愛用している→10,456人が使い続けている
- 6人中4人が→66.7%の人が
など、より細かい表現を言い切る方が効果的になります。
まとめ
バズるフレーズの仕組みについて紹介しました。
1行の言葉の裏にいくつものマーケティング要素が絡み合っていることが分かりますね。
・「誰に。」
・「どのような価値を提供できるか。」
この二つを突き詰めることで見えてくるものは多そうです。
髪にありったけ書き出して、そこから独自のもの、効果的なものを抜き出してしっかりとバズるワードを探していきましょう。
中山マコトさんの著書「バズる1行」の一部を参考にさせて頂きました。
ご興味あれば是非、手に取ってみてください。
その2に続きます。→「バズる」とは?バズるワードの作り方その2。
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