こんにちは。つむりです。
「WordPress5.5へのバージョンアップ」で大変な目に遭いました。
それが何かというと、
- 記事が書けない
- プラグインのインストール・削除が行えない。
この問題を解決するべく試した方法をご紹介します。
同じくバージョンアップでトラブルが起こった方の手助けになれば幸いです。
広告
目次
そもそもまだやるつもりでは無かった
バージョンアップは、不安はあれど必要だとも思うので、状況を見つつプラグインや、PHPのバージョンなどが対応しているのかどうかなどを事前に確認してから、と考えていました。
バージョンアップをする際の注意点は別の記事にまとめています→WordPressバージョンアップのメリットとリスクとその必要性。
しかし、他のプラグインの更新通知の間に紛れており、間違えてクリック。
他の作業に気を取られながら進めていたので、まさかWordpressのバージョンアップを行っていたと気付いたのはデザインが変わってからでした。
完全に僕の不注意によるものです。苦笑
バージョンアップ後に起こったこと
僕のケースでバージョンアップ後に何が起きたのか簡単に説明します。
記事が書けない
単純に文字が打てなくなりました。
下の画像はスクショしたものですが、左上のタイトルのみ入力は出来たのですが、それより下の入力が一切できませんでした。
カーソルが下に表示されず、ブロックの追加は出来ましたがそれだけでは記事には出来ません。
ビジュアルエディターでの入力は全くダメでしたが、テキストエディタ―での入力は出来ました。
HTMLの知識があればこちらでの記事作成もありかもしれません。
プラグインの追加・削除が出来ない
続いてプラグインの追加・削除も出来なくなっていました。
プラグインの追加の画面までは問題なく来れるのですが、インストールボタンは一切反応しませんでしたが、ZIP形式のプラグインファイルを直接アップロードすることは可能でした。
また、すでにインストールしているプラグインを削除することも出来ませんでした。同じく削除ボタンが反応なしの状態になっていました。
この状態でも、無効にすることは可能でした。
試してみたこと
このままでは記事が書けないので、調べながらも色んなことを試してみました。
プラグインの停止
最初にやってみたのはプラグインの停止です。
削除も試してみようかと思ったのですが、削除は出来なかったので停止で何か変わるかと思いましたが、何も変化はありませんでした。
バックアップのリストア
僕が使っているサーバーは、毎日バックアップを自動で取ってくれている為、そのデータからリストアを試みました。
【国内最速No.1】高性能レンタルサーバーConoHa WING
バックアップの項目がWeb・Mail・DBとなっており、それぞれリストアしてみたのですが思うような結果が得られませんでした。
日付を少し遡ってみましたが結果は同じでした。
これは恐らく僕の知識不足なのでもう少し検証が必要ですね…。
ダウングレード
結果として、状態が回復したのは「ダウングレード」でした。
ダウングレードとは、最新版にアップグレードしたWordpressのバージョンを下げるというもの。
公式ではダウングレードは出来ないようになっているそうなのですが、プラグインで行うことが可能です。
僕のケースでは問題なく行えましたが、公式ではおすすめしていない方法なので、バックアップをしっかり取り自己責任でお願いします。
プラグインでのダウングレードの方法
①Wordpressのダッシュボードの左上の「W」マークにカーソルを合わせ出てきたサポートをクリック。
②サポート画面で、プラグインを選択した後に検索窓に「WP Downgrade | Specific Core Version」と入力し検索。
③プラグインを選択するとダウンロード画面になるのでダウンロード。
保存先を指定するとZipファイルで保存されます。
④プラグイン新規追加→プラグインのアップロードと進みファイルを選択するか、直接こちらにドロップすると今すぐインストールのボタンがクリック出来るようになります。
⑤インストールが終了すると、ダッシュボードの左側のツールバーの「設定」→「WP Downgrade」と進みます。
⑥ターゲットバージョンにダウングレードしたいバージョン番号を入力します。(僕は前のバージョンを入力してみました。)
現在のWPバージョンの確認もしておきましょう。
入力後変更を保存します。
その後出てくる「Up-/Downgrade Core」ボタンをクリック。
⑦「Up-/Downgrade Core」ボタンをクリックするとこの画面に戻ると思います。戻らない場合はダッシュボード画面の「ダッシュボード」→「更新」と進むと確認出来ます。
この時点ではまだ、ダウングレードは終了していません。
ここで再インストールをクリックし、ダウングレードが完了します。
完了です。
すべてが元通りになった訳ではなく、入力など問題無く出来るのですが、レイアウトなどが微妙に5.5になったときと同じ部分があります。
他のサイトの方も仰っていたのですが、上書きするようなイメージでしょうか。
何はともあれ、無事にこうして記事を書くことが出来ています。
まとめ
バージョンアップは定期的に行うつもりではいたのですが、準備も無しに突撃すると痛い目を見ることが分かりました。反省。
しかし、バージョンアップはセキュリティやバグの改善の上で必要なことなので様子見て、準備をしつつ取り組みましょう。
今回のアップデートでは多くの不具合が起きていますが、基本的にはプラグインとの弊害によって起こるそうです。
本来であればコアアップデートにプラグインがしっかりと対応してくれるはずなので、様子を見ましょう。
更新が全くないようなプラグインはセキュリティ面から考えても使わない方が良さそうですね。
コメントを残す