こんにちは、ツムリです。
昨日、ブログを書きながら全然自分はダメダメだなぁと落ち込んだ僕はふと漫画が読みたくなりました。笑
日本の漫画ってほんとに素敵なものがたくさんありますよね。
小学生の頃から漫画大好きな僕が、今回は落ち込んだ時に、読んでほしいおすすめ漫画を紹介します!
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目次
宇宙兄弟
作者 小山宙哉
掲載 講談社 モーニング
おすすめ度★★★★★
感動あり、笑いありの傑作です。
特に、ムッタとヒビトの両親が素敵!試験前の緊張しているムッタに、「手のひらに人という字を100回書くと、くすぐったいよ。」のシーンとか結構好きです笑
もちろん大筋の宇宙飛行士や宇宙の話にはロマンがあるし、それを目指しての努力、人と人の心の在り方など、弱さや後悔などに向き合う強さにも感動の波が押し寄せます!
マンガ大賞にも選ばれたことのある素晴らしい作品です。
あらすじ
子供の頃、兄弟で宇宙飛行士になるという夢があった。
ドーハの悲劇の年に生まれた兄のムッタは優秀であったにも関わらず、にいつも自分を信じられずにいた。
自動車の設計の会社に勤めていたが、失業し、先に宇宙飛行士になった弟の勧めでもう一度、宇宙飛行士になる夢を取り戻し、奮闘する。
名言
俺の敵はだいたい俺です 難波六太
君にとっての敵はだれですか?という問いに対しムッタの答えは、「俺にとっての敵は大体俺です」と答える。
この質問をしてきた教官の敵は「我々の邪魔をするもの」という対外的な考えに対し、ムッタは甘えや過信などの自分の弱さを指摘。
自分の弱さに向き合ったムッタだからこその発言なんでしょうね!
「どっちが楽しいか」で決めなさい シャロン
ムッタとヒビトをいつも支えてくれている天文学者のシャロン。
2人が子供の頃に、天体望遠鏡を覗かせてもらいに行ったことがきっかけで、よく遊びに行くようになっていた。
ムッタの宇宙飛行士の試験の際にシャロンの言葉を思い出します。
悩んだ時は、「どっちが正しいか」ではなくて、「どっちが楽しいか」で決めなさい。
正しさって本当は曖昧なものですよね。だからきっと、答えなんかそうそうでないでしょう。
それなら、心に従って楽しい方を選べばいい。
シャロンの言葉に何度も救われるのでした。
銀の匙 Silver Spoon
作者 荒川弘
掲載 小学館 週刊少年サンデー
おすすめ度★★★★★
主人公・八軒くんの真っすぐな姿勢に、同級生や先輩、教師までもが感化され、今までそれが当たり前だと思っていたことに対して、今一度頭を悩ませる。
それがすごくいい。
僕らの日常も、実際深く考えなくても問題なく回るし、そこに疑問すら抱かないと思います。
そういう疑問を疑問で終わらせない気持ちのいい漫画です。
あと校長が良い味出します笑
あらすじ
生きるということ、生かされるということ汗と涙と土にまみれた物語。
私立の中学校に通っていた八軒 勇吾は、受験に失敗し、高圧的な父から逃れる為、恩師の勧めで、寮制の大蝦夷農業高等学校(エゾノー)に進学する。
農業高校を通して、厳しい現実に直面し、生徒一人一人がしっかりそれを受け止め成長していく。
タイトルの銀の匙は、エゾノーの食堂に登場する。銀のスプーンは「幸福を招く」という意味がある。
名言
君の人生は教科書に全部書いてあんのかい? 御影家 祖父
夏休みに、クラスメートの家にアルバイトに行くことになった八軒。
不甲斐ない自分に気づき、更に、鹿の解体をやることになった際、そんなの教科書に載ってない!と弱音を吐いてしまう。
そこでこのセリフ。
経験という財産はきっと机の上だけでは得られないんでしょうね。
生きるための逃げは有りです。有り有りです。 校長
それぞれの価値観や人生があるんですよね。
経済動物は確かに可哀そうという気持ちが無いわけではないですが、食べている以上僕らに出来ることは感謝。
でも、有難いことに人には選択肢があります。
逃げてもいいんだなぁ。
よつばと!
作者 あずまきよひこ
掲載 KADOKAWA 月刊コミック電撃大王
おすすめ度★★★★★
自由奔放、天真爛漫の主人公よつばに振り回される周りの人々を描いた心温まる作品。
まぁ僕は結構笑います。声が出たりもします笑
よつばを取り囲む世界が優しすぎて、実際こんな子いたら怒り出す人もいそうですが、なんかすべてが愛らしい。
あらすじ
とある街に引っ越してきたよつばととーちゃん。
お隣に住む、綾瀬家や、友人のジャンボややんだなど、二人を中心にハートフルな日々が続いていく。
子供って、知らないうちに色んなことを覚えるし、成長します。
そんなよつばにとって大冒険とそれに巻き込まれる人たちのなんでもない日常。
名言
どんまいどんまい きにすんな よつば
間違い電話がかかってきたときのよつばのセリフです笑
失敗ってのはそんな大したことじゃないんでしょうね。
何でもないからこそ励ましてみる笑
まぁそこまで本人は考えてないでしょうけど。
なんかいいなぁって思いました。
世界は見つけられるのを待っている。 帯コメント
よつばと!には毎回コミックスの帯に一言書き添えられています。
どれも素敵なのですが、僕が好きなのはこちらの「世界は見つけられるのを待っている。」です。
発見したことって自分の頑張りだったりするのは間違いないんですが、逆に考えると、発見されるのを待っていると考えると、もっと楽しいですよね。
お待たせ!って気持ちで毎日を過ごせると思うんです。
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
作者 仲間りょう
掲載 集英社 週刊少年ジャンプ
おすすめ度★★★★★
グダグダに生きている武士・磯部磯兵衛が登場する浮世絵タッチのギャグ漫画。
何も考えずに読むことが出来ます笑。いや、いい意味で。
江戸時代の設定のようですが、登場する人物や物に時代背景に対するこだわりは無く、礒兵衛のダルダルっぷりが本当に愉快な作品です。
あらすじ
江戸に住む磯兵衛は立派な武士になる為に日々修行中。
しかし、その自堕落な性格のせいで中々修行もうまく進みません。
学校に通い、学問や剣術を、クラスメートと学び何となく切磋琢磨する日々のアレコレが面白い。
そして、磯兵衛のお母さん最強。
名言
ワォーン…(頑張れる場所がある幸せに…気づきやがれ…) 犬
この犬はただの犬ではなく、生類憐れみの令によって将軍扱いされお犬様。
磯兵衛が修行から逃げ出したときに言うセリフ。
将軍になるまでは野良犬を楽しんでいたこともあり、自由があるということに思いを馳せる時がある。
犬には犬の苦労があるのです。
アイツ…頭高くない?どうする兄ちゃん処す?処す?
徳川十五兄弟将軍
徳川十五兄弟将軍が、街に来たときに、平民であれば平伏すはずが、立ち読みに夢中になった磯兵衛が平伏さなかったことからこのセリフが飛び出した。
ちょっとネットで流行ったみたですね笑
処す?処す?って確かに使い勝手は良さそうです。
ちなみにこの話のオチは最後みんなで立ち読みしたというものでした。
岳
作者 石塚真一
掲載 小学館 ビッグコミックオリジナル
おすすめ度★★★★★
主人公の島崎三歩の持ち前の明るさと器量の良さと経験で山の遭難者の救助を行う。
山の前で、人間は無力で平等なんだなと感じます。
難しいことを考え続けても楽しめないし、でも、舐めると一気に牙を剥いてくる山の素晴らしさと恐ろしさが伝わります。
命に直結してる分、生半可では見れないし(僕的に。)でも、分かりやすい分、救われたこともしばしば。
自分の心の中心に気付かせてくれる作品です。
あと、三歩は山に来た人への労いを惜しまない。
自分が好きなものってのもあるだろうし、山を好きでいて欲しいってのもあると思うけど、一番はその人がここにいる意味を讃えてるんじゃないかな?
そう思うと背中を押されてばかりです。
あらすじ
穂高岳、槍ヶ岳周辺、他に長野県松本市を中心に話が進む。
アメリカで山岳救助の経験を積んだ後、北アルプスで山岳救助のボランティアを行う島崎三歩。
長野県警の野田正人、新人の椎名久美と共に、山のトラブルに挑みながら、登山者とのふれあいを描いている。
名言
だから…おれは「やる」を選ぶ。 島崎三歩
出来るか、出来ないかが分からないのは何でも同じこと。それでも、やる人の方が得るものが多い事は誰にでもわかるでしょう。
でも、その背後にある失うものを考えてしまうから動けないなら、そっちは別にたいしたことないですよ。
そんなことを感じさせてくれる漫画です。
ゴミと命以外ぜーーーーんぶ。 島崎三歩
山の大きさ、自然の大きさに気づかせてくれる場面だと思っています。
つまり、弱音も愚痴も聞いてくれる。
上手くいかなかったら、反省に来るのもいいし、反対に良いことがあれば報告に来てもいい。
そんなニュアンスで受け取れました。
岳では、それは山だけど、自分の日常の中に置き換えるときっとそんなものが目に入ってくるはず。
焦らずに一歩一歩進みましょう♪
まとめ
落ち込むことや、気分が乗らないことは特別不思議なことではありません。
それでも、自分の為にその気持ちを支えてあげたり、分かち合うことは大事ですよね。
笑い飛ばしたり、泣き明かしたりも結構大事。
それを何かのきっかけで出来ればいいなぁと今回ブログを書いてみました。
もう一度並べて見ると、
一度是非読んでみてください♪
素敵な作品に出会えますように!
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